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感染性胃腸炎について小山市城東の小児科・アレルギー科 みなみこどもクリニック

Infection感染性胃腸炎とは

感染性性胃腸炎とは

ウイルスや細菌などの病原体の感染による胃腸炎です。ウイルス感染による胃腸炎が多く、毎年秋から冬にかけて流行することが多いです。原因となるウイルスには、「アデノウイルス」「ロタウイルス」「ノロウイルス」などがあり、乳幼児に多く見られます。

潜伏期間

ロタウイルス 通常1〜3日
ノロウイルス 通常12〜48時間

症状

吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、発熱などが見られます。

感染経路

感染経路

ウイルスや細菌などの病原体が付いた食べ物を口に入れたり(経口感染)、病原体が付着した手で口に触れる(接触感染)ことで感染します。頻度は少ないですが、カンピロバクター、サルモネラ、病原性大腸菌による胃腸炎もあります。

検査・診断

「アデノウイルス」「ロタウイルス」「ノロウイルス」は、患者様の便を用いた迅速診断キットにより、当院にて約15分程度で検査が可能です。細菌の場合は、便培養により診断しますので、結果が分かるまでに約1週間以上かかることが多いです。

治療方法

症状に応じて治療を行う対症療法が一般的になります。下痢は乳幼児に脱水症状を起こすことがありますので、水分摂取が重要です。経口補水液は、お茶や水にくらべて吸収が速く有効です。嘔吐がひどくて経口摂取ができない場合には、点滴治療が必要になる場合があります。細菌性腸炎の場合、抗生物質による治療も行います。嘔吐・下痢などの症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

感染性胃腸炎を予防するには

  • 嘔吐物や便の処理には気をつけましょう
    処理する際は手袋やマスクを装着して、しばらく換気しましょう。
  • こまめに手洗いをしましょう
    ウイルスが付いた手で、食べ物を口にすることで感染する場合は多くあります。外出から帰宅した際、トイレの後、食事の前にはしっかり手を洗いましょう。アルコールによる手指消毒も有効です。
  • 予防接種を行いましょう
    「ロタウイルス」による感染を予防するために予防接種(任意接種)があります。有効性は高いですが、初回接種は生後2か月から3か月半過ぎ(生後14週6日)までで、それ以降は接種できませんので、すみやかな接種をお勧めします。
  • こまめに手洗いをしましょう
  • 予防接種を行いましょう

登園・登校基準、その他

感染性胃腸炎(ノロ・ロタ・アデノウイルスなど)の登園の目安は、嘔吐、下痢などの症状が治まり、普段の食事がとれることとなっています。ご不明な点は、お気軽に御相談ください。

診療案内

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