原因
一年中、症状がでる場合(通年性アレルギー性鼻炎)には、ダニや、犬・猫などのペットのフケが多いです。また、季節性の場合、冬から春にかけては、スギ、ハンノキ、ヒノキが多く、梅雨頃までは、イネ科(カモガヤ)、夏から秋には、ブタクサが多いです。
小児のアレルギー性鼻炎とは、簡単にいうと、ダニや花粉などのアレルゲンにより、くしゃみ、鼻汁、鼻づまりを起こす病気です。鼻のかゆみや眼のかゆみが出ることもあります。ダニなどにより、一年中症状がでる場合と、スギやヒノキの花粉のように季節によって症状が出る場合があります。また、花粉が原因の場合には花粉症とも呼ばれます。
一年中、症状がでる場合(通年性アレルギー性鼻炎)には、ダニや、犬・猫などのペットのフケが多いです。また、季節性の場合、冬から春にかけては、スギ、ハンノキ、ヒノキが多く、梅雨頃までは、イネ科(カモガヤ)、夏から秋には、ブタクサが多いです。
くしゃみ、鼻汁、鼻づまりが代表的な症状です。透明な鼻汁で、花粉やペットに触れたときに症状が出る場合には、アレルギー性鼻炎の可能性が考えられます。血液検査で、ダニやハウスダスト、スギ、ヒノキ、犬、猫など特異的IgE抗体を調べたり、アレルギーで増加する鼻汁の好酸球を調べることもあります。
原因をさける:花粉症の時期には、外出時にマスクをつけたり、空気清浄器を使用するなどの対策が考えられます。鼻汁は、できるだけかむ方がよいです。小さなお子様の場合には、機械で鼻汁を吸引することも可能です。
おくすり:抗ヒスタミン薬の内服を行います。鼻づまりが強い場合には、点鼻薬を使用することもあります。
アレルゲン免疫療法:スギ花粉や、ダニに対する抗原を舌の下にいれて投与する方法があります。時間はかかりますが、症状の改善につながるため、専門施設への紹介も行っています。
アレルギー性鼻炎は、不快感、集中力の低下、不眠などお子様の生活に影響しますので、症状を認めた場合には、医師に相談されることをおすすめします。
アレルギーの病気